象印 圧力炊飯ジャー4合炊 炎舞炊き(NW-ES07-BZ)を買いました

最新の炊飯器で炊くご飯はどんな味がするのだろうか?という事に急に興味が湧いてしまい、10年ぶりぐらいに炊飯器を買い換える事にしました。

せっかくなので少々値段が高くても満足度の高そうな炊飯器を購入してみようかと思い、結果「象印 圧力炊飯ジャー4合炊 炎舞炊き(NW-ES07-BZ)」を購入する事になりました。

なので、実際の使用感に関してまとめてみようかと思います。

購入のきっかけ

炊飯器の良し悪しを図るには、実際に米を炊いて食べ比べてみるしか無いような気がしますが、実際はそんな事は出来ないので、カタログスペックやレビューで判断するしかありません。

その為、ユーザーに商品を手に取ってもらうにはほぼイメージ戦略を中心とするしかなく、各社ともいかにおいしいご飯が食えそうかのアピールに余念がありません。

(値段の高い上位機種になるほどその傾向が強くなる)

そんな面白い(?)広告がひしめき合う中、今回購入した炊飯器のキャッチコピーは

舞え、炎。舞え、お米。

と、自分の目を引くには十分なインパクトがありました。

ちなみに炊飯方式は「炎舞炊き®」だそうです。なんかこの字面だけでおいしく炊き上がりそうな気がしてきます。

とりあえず客の目に留まらない事には商売のスタートラインにすら立てない事を考えると、商品に興味を持ってもらうきっかけ作りとしての商品アピールはすごく大事だなとあらためて思い知らされました。

で、きっかけとしては上記のような感じでしたが、それ以前に炊飯器に関する知識を色々なサイトで調べた結果、

  • 火力が高い程おいしく炊ける。
  • マイコン式よりIH式の方が火力が高い。
  • 容量が大きいほど火力が高い。(より多くの米を炊く必要がある為)

という要件(要はより火力が高い方が良く、火力を高める為には大きい容量が必要)を満たす必要がある事が分かったので、今まで使っていた炊飯器(3合炊き)より大きいサイズの物を探していたところ、本製品は4合サイズで程よい容量であった事も購入の決め手となりました。

ちなみに、これが以前まで使用していた炊飯器(タイガー魔法瓶 JIT-S550)となります。

10年ぐらい前に購入したIH式の3合炊きとなります。

以後、「以前の炊飯器」と表記した場合はこの炊飯器の事を指していると思ってください。

確実にごはんがおいしくなった

炊飯器を買い換えた成果として一番重要なポイントであると思います。

極端に味の差があったという訳ではないのですが、以前の炊飯器で炊いたご飯と比べ、米粒毎に均等に火が通ってべたつかず、味がより引き出された感じがします。

さらに、冷凍保存したご飯を解凍して食べた時の味も、以前の炊飯器で炊いた時よりも確実においしくなっていました。

(もちろん炊き立てより味は劣りますが)

やっぱり炊飯器のグレードを上げると炊き上がるごはんっておいしくなるもんだな、ということが体感として分かりました。

4合炊きだけど本体サイズは3合炊きに近い

この点は地味に優位性ではないかと思っています。

火力を上げる為だけに容量が大きいサイズを買おうとしていたので、大きすぎて置き場所にも困るのは嫌だしな…と躊躇していた要素が解消されたのは大きかったです。

ちなみに、上記写真が以前の炊飯器(タイガー魔法瓶 JIT-S550、3合炊き)との比較画像となります。

容量と機能UPの割にはそれほどサイズ感が大きくなっていない感じです。

(重量はほぼ倍(3.1kg⇒6kg)にはなりましたが…)

米を水に浸すのも蒸らすのも自動でやってくれる

これは購入後に知ったのですが、以前の炊飯器ではやるべきだった、

  • 米を炊飯前に30分以上水に浸す
  • 炊飯後しばらく蒸らす

の工程を自前で行う必要が無く、炊飯ボタン1つで全てを自動でやってくれるのが楽で便利です。

後片付けが楽になった

洗う為にはパーツの分解が必要ですが、そのパーツ数が非常に少なく、窯を含めて3点しかないので洗う手間がだいぶ減りました。

上記写真が、以前の炊飯器の構成パーツとなります。

ご飯を炊く度にこれだけの数の物を洗って干しておかないといけなかったので、この負担が減った事は長期で使用する際には結構重要なポイントであると感じました。

自立するしゃもじが付いてくる

付属品の話になってしまいますが、しゃもじが自立出来る形状になっており、しゃもじ入れが無くてもテーブルに置けたりします。

以前は別途しゃもじ入れを用意し、ご飯をよそう度にそこに入れ、そして使用後は洗って片付けるという事をやっていたので、その手間が省けるのが地味に便利だったりします。

価格(6万程度)を炊飯器に投資出来る人なら買い

身も蓋もない結論ですが、この点は個人の価値観による所が大きいので、「その対象に対してどこまでお金を出せるか?」という前提ありきの話にはなってしまうかとは思います。

ただ、以前の炊飯器(10年前モデルの3合炊き)と比べて

  • ごはんがおいしくなった
  • 洗い物の負担が減った

ので、長らく炊飯器を買い換えていなかった人にとっては確実に恩恵を受ける事が出来るかと思います。

長く使うものでもあり、日々の満足度もあがっているので結果自分としては良い買い物をしたと思っています。