1年ぶりにソロキャンプに行ってきました
2020/11/1~2の1泊2日でPICA富士西湖で野営キャンプをしてきました。
今回はお役立ち情報の提供といった内容ではなく、単に旅の記録として書きたかったので記事にしただけみたいな内容となっています。
ただ、何かしら参考になればな…という観点では書いていけたらとは思っています。
私のキャンプ歴はこんな感じです
今回でキャンプ4回目のまだ初心者を脱していない程度の歴です。
そして全てがバイク移動による1泊2日のソロキャンプとなっています。
少しずつでもキャンプスキルの向上を図りたかったので、一応下記のように毎回ざっくり目標を立ててキャンプに臨んできました。
- 1回目 … テント泊をこなす。
- とりあえず野営地にテントを張って寝泊りする。
- 食事は全てお湯だけで作れるレトルトのみで済ます。
- 2回目 … 簡単な料理をする。
- 焼き台+炭で焼肉を焼いて食べる。
- 炭は簡単に着火出来る成型炭を使用。
- 3回目 … 焚き火をする。
- 薪で火を熾すスキルを身に付ける。
- 焚き火は観賞用で料理には使用しない。
- 4回目(今回) … レトルト食品からの脱却。
- 朝食も簡単ながら調理を行うようにする。
- とりあえずホットサンドメーカーでホットサンドを焼いて食べる。
次(5回目)をやるなら目標は最低限でも「焚き火で調理」で、可能であれば「アクティビティを絡める(釣り?)」にしたいかなとか考えています。
装備
移動手段に使用したバイクやキャンプ道具の紹介です。
バイク:SUZUKI V-STROM250
現在所有しているバイクで、キャンプでの使用は今回で3回目となります。
(1回目は Ninja400 で行きました)
250ccと排気量としては小ぶりですが、タンデムシートが広くて荷物が積みやすく、低~中速域での安定性というか粘りがあって重い荷物を積んでいても結構走りやすいです。
そして乗車姿勢も楽で長距離を走っても疲れにくいです。
エンジン特性とギア比が低速寄りに調整されていますが、100kn/hぐらいまでは割とスパッと加速してくれるので高速道路も結構快適に走れます。(一応120km/hぐらいまでは出せるが燃費がものすごく悪くなる)
このカテゴリ(アドベンチャー)にしては車格が小さめで重量も軽く、足付きの良さも相まってちょっとしたダートでも安心して走れるのも良いです。
とりあえず自分のようなツーリングメインでたまにキャンプするのが目的な人にはかなり最適なバイクではないでしょうか?
補足ですが、高速道路の巡行に関して荷物を載せていない場合は100km/hぐらいが燃費とのバランスも良く快適に走れる速度ですが、今回のようにキャンプ道具一式(おそらく+20kg程度重量が増えているはず)を積んだ状態だと最適な巡航速度は80~90km/h程度まで下がります。
キャンプ道具
テントや寝袋等の居住区関連、折り畳み式のテーブルとホットサンドメーカー、焚き火台となります。
折り畳み式の椅子も含まれています。
これらは1つの防水の袋に詰めてタンデムシートに積んできました。
ちなみに居住区類は「BikeJIN×Coleman キャンプスターティングセット2018」で手に入れたもので構成されています。
キャンプを始めてみようという初心者にとってのハードルの高さは、どんな道具を用意すればよいかわからない、といった部分がかなり大きいと思っていますし、自分がまさにそうでした。
なので、こういった「バイクでキャンプ」という明確な目的と、それに見合った道具が一式手に入る手段の存在は最初の一歩として非常に助けになりました。
片方のサイドケースには調理道具、食器、焼き台、照明、グローブ類、ナイフ、消耗品等を詰め込んでいます。
もう片方のサイドケース(写真無し)には現地で使用するトレッキングシューズと衣類を詰め込んでいます。
今回は季節は秋で晩が冷え込むのでダウンジャケットも持っていきました。
あとトップボックスには雨具しか入っておらず、買い込んだ食料を入れる為に空間を開けています。
秋はキャンプに適した季節かもしれない
いきなりですが、日記の内容が割と長いので、先に今回の感想を書いておこうかと思います。
この季節(秋)は虫が全然いないしそこそこ暖かいので過ごしやすくて良い気がしました。
虫がいないのでテントの入り口を開けっぱなしにしておけるのも出入りがしやすくて楽で良かったです。
(前回のキャンプは夏場で山の中だったので虫がわんさかいて地獄だった。アブがすごい羽音でひっきりなしにテントに突っ込んできて恐怖しかなかった…)
PICA富士西湖の感想
- 今回このキャンプ場の利用は初めて
- 「西湖野営場」を利用
- バイクで乗り入れ
が前提の感想となります。
バイクでの乗り入れに不安がほとんどなかった
キャンプ場の入り口が県道に面しており、その入り口までの道路もほぼ平坦で極端なカーブもなく、現地までスムーズに到達出来ました。
入り口から管理棟周辺の駐車場まではダートではあるのですが、ほぼフラットで地面も堅いので通常の道路のようにほぼ不安なく走る事が出来ました。
また、今回利用した野営地「西湖野営場」は車の乗り入れが可能なのですが、基本砂利道で凹凸もあり、ゆっくり走らないと滑ってしまいそうで、バイクの場合はそこそこ気を付けて走る必要があります。
ただ、元々駐車場だった場所を野営地にした場所という事もあり、バイクのサイドスタンドを問題無く立てられる程度の地面の堅さがあったので駐車時の転倒の不安はほぼ無かったです。
管理棟での受付時に滑るので気を付けてとか転倒の責任は負えないなどの注意を受けましたが、通常のオートキャンプ場と比べてもだいぶ整地されている方であり、オンロードバイクでも全く問題無く利用出来る場所であると思います。
トイレの数が全体的に少ない?
おそらくこのキャンプ場はコテージなどの宿泊施設の利用がメイン寄りだからだとは思うのですが、野営者が使用する共用のトイレの数が全体的に少ないような気がしました。
少なくて問題なのは、混みあってなかなか利用出来ないという事ではなく、敷地が広いのでトイレとの距離が非常に遠くなる野営場所が多いという事です。
特に今回利用した「西湖野営場」が各種施設から離れた場所(一番近いトイレでも300m程度離れている)なので、簡易トイレでも良いのでもっと多く設置しても良いのでは?とは思ってしまいました。
「西湖野営場」は野営のみだとこのキャンプ場本来の良さが体験しづらいかも
本来こういった高規格キャンプ場では、非常に整った設備を生かして「自然での不便さをあまり感じずに自然を満喫する」といった楽しみ方をするような場所であるのかなという認識を持ちました。
その観点でいうと、今回利用した「西湖野営場」はトイレ等の各施設から遠く、景観も悪くは無いですが他の野営区画と比べると若干劣るので、野営だけではこのキャンプ場ならではの施設をあまり有効活用できておらず、利用の仕方としてはちょっともったいなかったかもしれないなと思いました。
あと、車両の出入りの度に野営場入り口の鍵付きの門を開閉しないといけないのが面倒で、周辺施設の利用目的で考えた場合はちょっとマイナスポイントな気がしました。
その代わり、利用料金はオールシーズン1泊\600と非常に安いです。
敷地内でカヌー、フィッシング、MTB等のアクティビティを楽しむことが出来るので、それらと組み合わせて利用するのが良かったかもしれません。
初心者や家族向けのキャンプ場
交通の便が良く、敷地も全体的に平坦で移動がしやすく、施設も奇麗で道具もいろいろ買い揃えられるので、キャンプ慣れしていない人にとっては非常に不安なくキャンプが行える場所だと思います。
今回自分は利用していないのですが、各種コテージを利用すればそもそも手ぶらでアウトドアが楽しめる場所なので、「自然豊かな宿泊施設」として気軽に利用する楽しみ方が出来る場所なのかなと思いました。
次のページから日記が始まります
そして次のページから「旅の記録」と称した日記が始まります。
自分が利用した範囲ではありますが、キャンプ場の雰囲気などが伝わればなと思います。
(2日分の内容なのに結構長くなってしまった…)